相続人の1人が協議に応じない場合はどうすればよいですか?
遺産分割協議は相続人全員の合意が必要なため、1人が反対しているのに多数決で決めることはできません。話し合いでまとまらない場合は、最終的に家庭裁判所の手続きを利用することになります。
まずは話し合いと原因の確認
応じない理由が「分け方に不満がある」のか「連絡が取れない」のかで対応が異なります。まずは書面で具体的な分割案を提示し、態度を確認します。弁護士が代理人として交渉することで、直接の感情的対立を避けられる場合もあります。
遺産分割調停・審判
話し合いで解決しなければ、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てます。
- 調停:調停委員を交えて話し合いで合意を目指す手続き。あくまで合意を前提とします。
- 審判:調停でまとまらない場合は自動的に審判に移行し、裁判官が法定相続分などを基準に分割を定めます。
実務上の注意点
調停・審判には時間と手間がかかります。また2023年4月施行の改正で、原則として相続開始から10年を過ぎると特別受益・寄与分の主張が制限されます。放置すると不利になることがあるため、早めの対応が望ましいです。
相続でお困りの方は横須賀支店へご相談ください
本記事は一般的な解説であり、具体的なご事情により結論が異なる場合があります。相続放棄・遺産分割・遺言・遺留分・相続財産管理など相続に関するお悩みは、虎ノ門法律経済事務所 横須賀支店までお気軽にお問い合わせください。
【電話】046-854-4305/受付:平日9:00〜18:00
この記事の執筆者

弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店
横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士
中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野相続事件・離婚事件・不動産事件・破産事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員


