親の遺産管理について不安がある【成年後見制度】
親の財産管理に関する、こんなお悩みはありませんか?
- 親が認知症と診断され、預金口座からのお金の引き出しができなくなった。
- 親の介護費用を捻出するために、親名義の実家を売却したい。
- 悪質な業者に騙されて、不要な高額商品を契約してしまわないか心配だ。
- 親が遺産相続の当事者になったが、判断能力がなく、遺産分割協議が進められない。
- 成年後見制度を利用したいが、手続きが複雑で、何から始めれば良いか分からない。
判断能力の低下を放置する最大のリスク「資産凍結」とは
認知症などで判断能力が不十分になると、その人が行う法律行為(契約など)は、後から取り消される可能性があるため、様々な取引が制限されます。
このような状態に陥ると、たとえご家族であっても、以下のような行為が一切できなくなります。
- 預貯金の引き出し・解約:介護費用等の生活費の支払いが困難になる。
- 不動産の売却・賃貸:本人が契約を結べないため、不動産が「塩漬け」状態になる。
- 生命保険の契約・解約:保険金の受け取りや、保険契約の見直しができない。
- 遺産分割協議への参加:本人が参加できないため、他の親族の相続手続きまでストップさせてしまう。
このような事態を防ぐための、法的手段が「成年後見制度」なのです。
資産凍結を解決する法的手段「成年後見制度」
成年後見制度とは、判断能力が不十分な方のために、家庭裁判所が成年後見人を選任し、その成年後見人が、本人に代わって財産管理や契約などの法律行為を行う制度です。成年後見人が選任されることで、資産を、本人の利益のために、再び動かすことが可能になります。
当事務所の成年後見申立てフルサポート
成年後見制度の利用を開始するには、ご家族などが家庭裁判所に選任の申立てを行う必要があります。この申立て手続きは、医師の診断書や多数の戸籍謄本、財産目録など、多くの専門的な書類を要する、非常に煩雑な手続きです。
当事務所にご依頼いただければ、この複雑な申立て手続きを、必要書類の収集から申立書の作成・提出、裁判所との面談への同行まで、全面的にサポートいたします。また、事案によっては、当事務所の弁護士が成年後見人の候補者となることも可能です。
当事務所は、皆様の複雑な相続問題を解決するために、他にはない強みを持っています。
- ①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験
1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの相続案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、最適な解決策をご提案します。 - ②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応
相続問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。 - ③グループ内で連携したワンストップサービス
当事務所は、司法書士、税理士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、不動産仲介業者がグループ内に存在するため、各専門家と緊密に連携し、あらゆる手続きをワンストップでサポートすることが可能です。
相続にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください。
親御様の判断能力に不安を感じ始めたとき、それは、ご家族の未来を守るための準備を始めるべきサインです。成年後見制度は、あなたの親御様を不利益な契約から守り、その財産を適切に管理するための、法律が用意したセーフティーネットです。問題が深刻化する前に、一日も早く私たち専門家にご相談ください。ご家族の状況に寄り添い、最も適切な解決策をご提案します。
>>無料相談の流れはこちら本記事は、令和7年8月14日時点の法令等に基づき作成しております。法改正などにより、最新の情報と異なる場合がございます。具体的な事案については必ず弁護士にご相談ください。

広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員