遺産分割協議サポート|相続の分け方で揉めている方へ
故人が遺した大切な財産。それは、残された家族のその後の生活を支えるための、重要な基盤となるはずです。しかし、その分け方をめぐって相続人間の意見が対立し、これまで仲の良かったはずの家族が、憎しみ合う「争族」に発展してしまうケースは、残念ながら後を絶ちません。
感情的な対立が深まり、話し合いが平行線をたどる。そんな膠着状態に陥ってしまったら、それは法律の専門家である弁護士が、あなたの代理人として交渉のテーブルに着くべきサインです。当事務所は、あなたの正当な権利を守り、一日も早い円満・公正な解決を実現するために、粘り強くサポートいたします。
- 他の相続人が、法定相続分を無視した、法外な要求を繰り返している。
- 「自分は親の介護をした」と寄与分を主張する相続人がいるが、その貢献度に疑問がある。
- 特定の相続人だけが生前に多額の援助(特別受益)を受けており、不公平だと感じている。
- 遺産である不動産の評価額について、他の相続人と意見が合わない。
- 相続人の一人が実家に住み続けており、売却や分割の話し合いに応じない。
- 遺産の全容が開示されず、財産を隠している、あるいは使い込んでいる疑いがある。
- 発見された遺言書の内容が、あまりに不公平で納得できない(遺留分)。
- 会ったこともない相続人(前妻の子など)がおり、どう交渉すれば良いか分からない。
なぜ遺産分割は揉めるのか?当事者同士の話し合いの限界
遺産分割協議が紛糾する根本原因は、単なる金銭的な利害対立だけではありません。そこには、「親からどう扱われてきたか」という、長年にわたる家族間の感情的なしこりが複雑に絡み合っています。当事者同士の話し合いでは、こうした感情論が先行してしまい、法的な観点からの冷静な議論ができなくなることが、問題を深刻化させる最大の原因です。
弁護士があなたの代理人となり、円満・公正な解決へ導きます
当事務所にご依頼いただければ、紛争解決の専門家である弁護士が、あなたの代理人として、交渉から法的手続きまで、全てのプロセスを責任をもって遂行します。
交渉から調停・審判まで、全ての段階をサポート
まずは、あなたの代理人として、他の相続人と法的な根拠に基づいた交渉を行います。話し合いでの解決が困難な場合は、家庭裁判所での「遺産分割調停」、そして最終的な「審判」まで、一貫してあなたの権利を守るために活動します。
あなたの正当な権利を、法的根拠に基づき主張します
「不公平だ」というあなたの想いを、特別受益、寄与分、遺留分といった、具体的な法的主張へと整理し、それを裏付ける証拠を収集し、相手方や裁判所に説得的に伝えます。
精神的なご負担を、弁護士が肩代わりします
親族と直接対立する精神的なストレスは、計り知れません。弁護士が交渉の窓口となることで、あなたはその矢面から解放され、心穏やかに、解決までのプロセスを見守ることができます。
当事務所は、皆様の複雑な相続問題を解決するために、他にはない強みを持っています。
- ①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験
1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの相続案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、最適な解決策をご提案します。 - ②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応
相続問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。 - ③グループ内で連携したワンストップサービス
当事務所は、司法書士、税理士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、不動産仲介業者がグループ内に存在するため、各専門家と緊密に連携し、あらゆる手続きをワンストップでサポートすることが可能です。
相続にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください。
遺産をめぐる争いは、長引けば長引くほど、家族の絆に深い傷を残します。そして、その傷は、たとえ問題が解決した後も、簡単には癒えません。手遅れになる前に、当事者同士での解決に限界を感じたら、それは専門家に助けを求めるべき時です。私たちは、あなたの正当な権利を実現すると同時に、ご家族の関係性ができる限り修復されるよう、配慮の行き届いた解決を目指します。
>>無料相談の流れはこちら本記事は、令和7年8月14日時点の法令等に基づき作成しております。法改正などにより、最新の情報と異なる場合がございます。具体的な事案については必ず弁護士にご相談ください。

広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員