【数千万円の相続分】新たに発覚した相続人との交渉により相続分の譲渡を実現した事例

依頼者(年齢・性別)
50代女性
亡くなられた方
依頼者の父
相談者の属性
被相続人の娘
遺産種類
不動産
争点
被相続人の葬儀後、会ったことも無い母違いの兄弟の存在が判明した場合の遺産分割
相談に至った経緯
父の相続手続のために父の戸籍を取り寄せたところ、母とは別の女性との間に子がいることが判明したため、相談に至りました。 依頼者は、兄弟がいることを父から一切知らされておらず、非常に動揺していました。
弁護士が対応したこと
当該母違いの兄弟に対し、丁寧な手紙で連絡した後、話し合いの場を設け、失礼のないように慎重に交渉しました。 交渉の際は、いかに依頼者が被相続人に尽くしてきたか等の事情を丁寧に説明しました。 相続分について全て依頼者に譲渡するとの内容で話し合いがまとまり、当該子の相続分の全てについて譲渡を受けることができました。 本件は初回の連絡文について非常に気を使いました。 弁護士が連絡文を送付した場合、驚いて相手方が構えてしまった結果、柔軟な話し合いができないことも多々あります。 連絡文には、相手方に失礼ないよう丁寧な内容で、依頼の経緯や円満な解決を目指したい旨を記載し、文字のフォントや文章の配置等細部にまで気を配りました。 交渉でも円満な雰囲気で話し合いを進めることができるように、交渉の場所や日時、椅子の配置等の細部にまで配慮しました。
結果
結果として、全ての遺産について相手方から相続分の譲渡を受けることができ、依頼者も大変満足されていました。
弁護士所感
本件は初回の連絡文について非常に気を使いました。 弁護士が連絡文を送付した場合、驚いて相手方が構えてしまった結果、柔軟な話し合いができないことも多々あります。 連絡文には、相手方に失礼ないよう丁寧な内容で、依頼の経緯や円満な解決を目指したい旨を記載し、文字のフォントや文章の配置等細部にまで気を配りました。 交渉でも円満な雰囲気で話し合いを進めることができるように、交渉の場所や日時、椅子の配置等の細部にまで配慮しました。

広島大学法科大学院卒業
2009年 司法書士試験合格